はじめに|小一の壁に直面するママの気持ち

新しいランドセルを背負って、小学校に通い始めた一年生。
その姿は頼もしいけれど、実際には子どももママも「環境の変化」に大きなエネルギーを使っています。「今日もちゃんと学校に行ってくれるかな?」と考えたり、新しいことに慣れようと頭も身体もフル回転で、気づかない間に緊張状態が続いているはずです。
特に繊細で不安が強い子の場合
- 「お腹が痛いから学校に行きたくない」
- 「ママと離れるのが不安」
- 「集団生活が疲れる」
- 「学校では100%以上の力を使っているので、家ではぐったり。または、グズグズする」
といった“登校しぶり”や気持ちの揺れが出やすくなります。
そんな子どもに寄り添うママ自身も、気づけば疲れ切ってしまうことも少なくありません。
いわゆる「小1の壁」は、子どもだけでなくママにも訪れてきます。
ここでは、忙しいママでも無理なくできるセルフケアの方法を紹介します。
「完璧じゃなくても大丈夫」というメッセージを込めて、少しでも心が軽くなるヒントになると嬉しいです。
深呼吸で「心を整える」セルフケア

なぜ呼吸法が効くの?
不安やストレスを感じているとき、人の呼吸は浅くなります。育児に仕事に家事に、朝から夜までやることの多いママは、気がついたら浅い呼吸をしている事が多いはずです。
意識的にゆっくり呼吸を整えることで、自律神経のバランスが整い、イライラや焦りが和らぐとされています。
すぐにできる呼吸法
- 背筋を軽く伸ばす
- 鼻から4秒かけて吸う
- 口から6〜8秒かけて吐く
- これを3分ほど繰り返す
朝起きた時や、寝る前、車の中で実践してみてください。頭がスッキリしたり、心が落ち着いて整ってくるはずです。「気持ちをリセットするスイッチ」として、忙しいママにおすすめです。
ストレッチで心も身体もスッキリ!!
5~10分ほどのストレッチを生活習慣に取り入れる
朝起きた時、会社でのお昼休憩、夜寝る前等の生活習慣に、ストレッチを取り入れてみませんか?
今はYouTubeその他SNSなどで、簡単に好みのストレッチ方法を探すことができます。ストレッチをしながら呼吸法を行うと効果倍増です!
「毎日この時間はこのストレッチをやる!」と決めて、続けてみて下さい。毎日続けることで、驚くほど心と身体が整ってきます。このストレッチをやらないと気持ち悪いなと思いだしたら、「習慣化」成功!そして、毎日続けられる自分にも自信が出て、自己肯定感がアップします。
忙しいママこそ「小さなご褒美時間」を

ご褒美=自分を大切にするサイン
子どもに寄り添う日々は、体も心もフル稼働。
「子ども優先で自分のことは後回し」になっていませんか?
実は、ママが笑顔でいることこそ、繊細で不安の強い子どもにとって最大の安心材料です。
そのために、「自分を大切に」する習慣を意識しましょう。
5分でできる小さなご褒美例
- コーヒーやハーブティーをゆっくり味わう
- 好きな音楽をイヤホンで聴く
- 甘いものを食べる
- SNSや動画で「自分の好きな世界」に数分だけ浸る
- アロマや香りでリラックスする
- 自然の中を散歩する
「特別なこと」でなくても大丈夫です。
ぜひ、自分で短時間でできる好きなご褒美を探してみて下さい。自分のためだけの時間を意識して持つことが、セルフケアにつながります。
「子どもの繊細さ、不安の強さ=ママのせい」ではない

子どもの不安の強さは持って生まれた気質
「どうしてこんなに不安が強いのかな?」「私の育て方が悪かったのかな?」と悩むママは少なくありません。けれど、心理学的には、子どもの不安の強さは気質(生まれ持った性質のこと。変わらない部分)や感受性による部分が大きいとされています。
つまり、「不安を感じやすいこと」はその子の特性であり、ママの責任ではないのです。
繊細で不安の強い傾向の強い子どもはHSC((Highly Sensitive Child)といいます。
詳しくはこちらをご覧ください☘️
→HSC(ひといちばい敏感な子)の育て方|繊細な子どもの強みを活かす方法
不安を抱える子への対応
- 「大丈夫だよ」よりも「そう思うくらい、不安なんだね」と気持ちを一度、受け止める
- 小さな成功体験を一緒に積み重ねる
- できたことを具体的に褒める
- 褒めることが見つからない時は、実況中継をする
なかなか洋服に着替えないで、下着のままいる→「パジャマは脱げたね」など。
こうしたサポートは、子どもの安心感を育てると同時に、ママ自身の「できている」という実感にもつながります。

4. 信頼できる人に「小さなシェア」をする
一人で抱え込まない
ママは「私が頑張らなきゃ」と思いがち。
でも、一人で背負い込むとストレスはどんどん大きくなり、不安も強くなります。
誰かに話をすると、頭の情報処理が進み、整理がされていきます。また「そうだよね」と共感を得られると、心はずいぶん軽くなるはずです。
シェアの方法
- 夫や家族に「今日はこれをお願い」と具体的家事を頼んで、自分の時間を作る
- 同じ学年のママ友に愚痴を話す
- 職場の人に話をする
- 学校や先生に気になることを伝える
「話す」ことで頭の中が整理され、心も整います。自分から不安や困っていることを発信することで、サポートも受けやすくなります。
5. 平日は、食事と睡眠は最低ラインでOK

無理に完璧を目指さない
忙しい毎日で、睡眠も食事もおろそかになりがち。
でも、ストレスに強い心を保つには、最低限の生活リズムが欠かせません。
ですが、完璧を目指すとそれがストレスになります。こうしなきゃいけないと考えるのはやめて、
最低のラインを自分で決めておいて「ここを越えなければOK!」など、ゆる〜く考えていきましょう。
実践しやすい工夫
- 睡眠:本当は7〜9時間は良いメンタル維持には必要です。これが難しければ、6時間以下に
ならないように注意しましょう。6時間を下回るとイライラなど睡眠不足の弊害が
増えてきます。昼寝や仮眠も上手に取り入れていきましょう。
睡眠について詳しく知りたい方はこちらへどうぞ
→【ちょっと聞いて☘️繊細な子を育てるママこそ大切な睡眠の話】 - 食事:朝食はバナナやヨーグルトなど簡単なもので十分、子ども大人も毎日同じメニューでOK
- 栄養は「1日でバランスを取る」くらいの気持ちでOK。お惣菜やカット野菜なども上手に日々の食事に取り入れていきましょう。忙しい平日は最低ライン、ママの余裕がある時は栄養バランスを考えて、とメリハリをつけても良いでしょう。
「ママのためのストレス解消」は、まず心と体を整えることから始まります。
まとめ|ママの笑顔が、子どもの安心につながる

繊細で不安が強い、小一の子を支えるママにとって、セルフケアは欠かせません。
- 呼吸法で気持ちを整える
- ストレッチを習慣化する
- 5分のご褒美時間をつくる
- 子どもの繊細さや不安が強いことを自分のせいと考えない
- 周りに話をする
- 睡眠と食事の最低ラインを守る
これらはどれも、すぐに実践できるシンプルな方法です。
もし心の疲れが強く続く場合は、医療機関やカウンセラーなど専門家に相談することも大切です。
👉 ママが自分を大切にできることが、子どもにとっても一番の安心につながります。
繊細で不安強めな子はちょっとしたママの変化に敏感です。
繊細で不安な子ほどユーモアを交えたり、適度に手を抜いてママが余裕を持った方が、上手く行く傾向にあります。
ユーモアを持った対応なんて、ママにゆとりがあって元気でいないとできませんよね。
セルフケアは自分のためだけではなく、子どものためにも必ずなります!
「完璧じゃなくていい」「自分はこんなもんだ」と割り切って考えてしまうのも、心が軽くなるテクニックの1つです。そう思いながら、今日から少しずつ取り入れてみてくださいね。
▶︎「朝・宿題・行きしぶり…全部つらい」そんなときは【小1の壁ガイド】へ。状況別に読みやすく整理しています。
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