はじめに


周りの子が次々と習い事を始めたから、そろそろうちも何かやらせないとと焦っていませんか?
「繊細な子に習い事は大丈夫かな?」「不安が強いから続けられるか心配…」そんな気持ちを抱えているママは少なくありません。
新しい習い事は、繊細な子どもにとって 大きなチャレンジ と成長のチャンスです。ここでは
- 習い事を選ぶポイント
- 習い事を始めた繊細な子へのサポート方法
- 「辞めたい」と言い出したときの対応
- 忙しいママのストレスを減らす工夫
についてわかりやすく説明していきます!
習い事を選ぶときのポイント

- 少人数・アットホームな雰囲気
大勢よりも、先生が子どもに目を配りやすい環境の方が安心しやすいです。
親が気軽に見学できることも、安心につながります。 - 体験や見学を重視
一度の体験でなく、複数回の体験を認めてくれる教室はおすすめです。 - 「楽しい」から始められる内容
競争や成績より、「自分のペースで楽しめる」ものが安心です。
他にも、トイレなどの設備の使いやすさも確認しておきましょう。
明るさや雰囲気、匂いなど。「そんなところまで!?」と驚くほど、繊細な子は細かいところに目が行くことがあります。それが気になってしまうことで集中できなかったり、行き渋りに繋がる場合があります。
習い事を始めるかどうかは、必ず本人の気持ちを尊重しましょう。ママが焦らず、本人が決めるのを待つことが大事です。
習い事を始められたことを「大きな一歩」と認めよう

繊細で不安が強い子にとって、「新しい習い事を始めること」自体が立派な決断です。
- 見学や体験会に参加できた
- 「やってみたい」と自分の意見を言えた
- 緊張しながらも初回を乗り切ることができた
これらはすべて 大きな一歩。
「よく頑張ったね」「新しいことに挑戦できたね」と声をかけ、経験を重ねて自信に繋げましょう。
一年生の初めのうちは環境の変化が激しいので、新しい習い事を始めるのはなるべく避けましょう。ママがよく子どもを観察して「大丈夫」だと思えるタイミングにしましょう。一年生のうちは新しい環境に慣れるだけで必死です。焦らず、段階的に色々な経験をさせていきましょう。
習い事が不安な子どもへのサポート方法

✅ 安心できる準備を整える
- 初めてのときは親が一緒に送迎する
- お友達や知っている人がいる習い事から始める
- 先生や場所の写真を見せてイメージを持たせる
- 「帰りに好きなおやつを食べよう」と小さなごほうびを用意する
✅ 気持ちを引き出す聞き方を工夫する
「どうだった?」という漠然とした問いかけよりも
「一番楽しかったことは?」「ちょっと不安に感じたことある?」と具体的に聞くと、子どもは話しやすくなります。
✅ 他の子と比べない
「周りの子は楽しそうにしているのに…」と思うこともありますが、繊細な子は マイペースに慣れていく時間 が必要です。他の子と比較はせず、比べるなら少し前のその子自身と比べてあげてください。「ちょっと前より笑顔が出て慣れてきた?」「始めた時よりも、上手になってる」など。
繊細な子が「習い事を辞めたい」と言ったときの対応

よくある「辞めたい理由」
- 友だち関係が合わない
- 雰囲気に馴染めない
- 技術的に難しく自信をなくした
- ただ「合わなかった」
対応のステップ
- 気持ちを受け止める
「やめたいんだね。そう思うくらい頑張ってきたんだね」とまず共感をして、気持ちを受け止める。 - 選択肢を一緒に考える
- 先生に相談して対応を工夫してもらう
- 回数を減らして続けてみる
- 他の習い事に切り替える
- 一時的に休会する - 「辞める=失敗」ではないことを伝える
よくいう「辞めぐせ」はつきません。単にその習い事や、環境自体が合わなかったことが原因です。「やってみたから分かったことだよ」「挑戦したことがすごいね」とポジティブに受け止めましょう。
良い辞め方をすることで、習い事への恐怖心や不安感を残さず、次に何か始めようと思った時にまた挑戦しやすくなります。
習い事への行き渋りがある時には、先生や子どもを話し合いの上、2の対応法を試してみましょう。それでも改善が見られない場合は、きっぱり辞めてしまいましょう。ぐずぐずと辞めずに無理に続けてしまうと、習い事をすること自体が悪い印象になってしまいます。
この習い事は自分には合わないことがわかったねと、経験が一つ増えたことを喜んで次に進みましょう。
忙しいママのためのストレスケアポイント

ママは、仕事・家事・育児で手いっぱい。これに習い事に関わる負担が増えることで、大きなストレスになることがあります。
実際に習い事を始めると、費用や送迎・付き添いに時間を取られたり、準備や必要な物品を用意をして手間がかかったりと、ママの負担は増えていきます。
- 送迎の負担が少ない場所を選ぶ
- 祖父母やパートナーと役割を分担する
- 「完璧に続けなきゃ」ではなく「経験のひとつ」と柔軟に考える
子どもの習い事は、ママが疲れすぎない範囲で続けられることが大切です。
繊細な子の習い事 実際はどうなの?
うちは「ダンス」を年中さんから習ったよ。休みの日にやることなくて「つまらない」って言ったり、癇癪が多くて。この有り余るエネルギーをどこかに向かわせられないか?と思って始めたんだ。
年中・年長とやってたけど、急に行きたがらなくなってきて。なんとか通わせるために可愛い洋服を着せたり、メイクをしたり、髪型を変えて気分を上げたり、色々試したよ。
結局、何が嫌だったの?
20人以上いるクラスで人数が多かったこと。
他の上手な子と比べてしまい、自信をなくしたことが大きかったみたい。
あとは親が近くで見てるとダメってルールも不安だったみたいね。
何度も話を聴いて「ダンス自体は好き、年一回の発表会は楽しみ」と言ってたよ。
それからどうしたの?
私も辞めぐせがついて、これから何をやっても続かなくなるんじゃないかと怖くて。あの手この手で無理に行かせてたんだ。でも、だんだんと教室の中に入れないことが続いて。
ある日、なんとかその日は教室の中に入ったんだけど、大勢の前でワンワン大泣きしちゃったの。先生も対応に困ったみたい。「無理させちゃったな」と反省した。
良かれと思って始めた習い事が、いつの間にか大きな負担になってたんだね。
うん。私にもすごい負担になっていたよ。お金も時間も手間もかかってた。人が多いところではダメとか、苦手なことがわかったから、今では良い経験をしたと思っているよ。
今は無理に習い事をさせずに、本人が「何かやりたいっ」て言い出したら、できるだけサポートしてあげようと思ってるよ。
まとめ|繊細さを安心感に変えていくために

繊細で不安が強い子にとって、習い事は挑戦の連続。大切なのは、
- 始められたことを認める
- 安心できる環境を整える
- 辞めたいときの気持ちを尊重する
ことです。
習い事の成果そのものよりも、「自分の気持ちを大切にしてもらえた」という経験が、子どもの自己肯定感と安心感を育てていきます。
また、せっかく始めた習い事を辞めてしまったとしても、「なぜ合わなかったのかという情報」が手元に残っています。そして、新しい経験を積めたこと、チャレンジができた事は子どもの成長となります。次に何かやる際に必ず役に立つので、ポジティブに捉えていきましょう。
▶︎次に読むならこちら:小1の壁の対処を「読む順」でまとめた【小1の壁ガイド】へ
▶︎悩み別で探す:朝・宿題・癇癪・行きしぶりなど、困りごとから記事を選べます


コメント